フィリーズ、ポストシーズン切符へ元オールスター右腕ローリゼン獲得に再突入か
フィラデルフィア・フィリーズが、ポストシーズン王座奪還に向けて思い出の右腕を呼び戻す可能性が浮上している。
コロラド・ロッキーズが右腕マイケル・ローリゼンをDFA(戦力外)にしたと報じられた直後、現場の第一声は「これはフィラデルフィアにピッタリだ」だった。実は数週間前、8月3日のトレード期限を前にフィリーズが先発投手の獲得に迫っているとのうわさが飛び交っていた。その正体がローリゼンだったかどうかは不明だが、リーグ関係者は「それなら納得だ」と認めていた。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 結局その時はトレードは実現せず、ローリゼンはロッキーズに残留。しかし今、彼は他球団と契約できる自由な立場になろうとしている。ここで再びフィラデルフィアが動く可能性が出てきたのだ。
ローリゼンは2023年、デトロイト・タイガースからシーズン途中にフィリーズへ移籍。なんと移籍初登板でノーヒットノーランを達成した衝撃的なデビューを飾っている。その後11試合(47.1イニング)に投げ、球団編成本部長デーブ・ドンブロウスキーとはその時に築いた関係がある。チームメートの多くとも面識があり、フィラデルフィアの雰囲気を熟知している。
ただし、彼が救世主になるとは限らない。今季ロッキーズでは26試合に登板し防御率7.08と打ち込まれ、9イニングあたりの被安打も自己ワーストの13.1と苦しんだ。しかし、ひとつ前のシーズン(2024年)にはカンザスシティ・ロイヤルズで26先発・防御率4.64を記録。その前年(2023年)にはテキサス・レンジャーズとロイヤルズで合計26試合に投げ、防御率3.31と好投している。
つまり、今年の数字が彼の真の実力ではない。メジャー12年の通算防御率4.40が物語る通り、十分な実績を持つ34歳のベテランだ。
フィリーズにとっての理想的なシナリオは、ベテラン最低保証年俸の残り期間契約で獲得し、ローテーションやブルペンの厚みを増すこと。もし故障者が続出しても、ローリゼンなら即戦力としてカバーできる。最悪の場合でも、成績が振るわなければ簡単に戦線を離脱させられる。
まだ複数の球団がこの右腕に興味を示しているとみられるが、フィリーズはこの“アンダー・ザ・レーダー”な補強に真剣に動くべきだ。ローリゼンのメジャーでのキャリアはまだ続く。そしてその行き先が、再びあの歓声の渦になる可能性は十分にある。
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