クリス・ジェリコが語るルチャリブレの真髄「プロレス心理学を教えてくれた」
AEWのアイコン、クリス・ジェリコがルチャリブレへの深い感謝を語った。WCWやWWEで名を馳せ、日本でも成功を収めたジェリコだが、そのキャリアの根幹を支えたのはメキシコのマットだったという。
「ルチャリブレって、知らない人はただのひっくり返り合いだと思うかもしれない。でも、まったく逆なんだ」と『Wrestling Observer Radio』のインタビューで熱く語ったジェリコ。「僕はネグロ・カサス、シルバー・キング、テクサーノ、エミリオ・チャレス、ダンディといった選手たちから、プロレス心理学、つまり試合の組み立て方を本当に多く学んだ。それは日本でもアメリカでもイギリスでもドイツでもメキシコでも、どこでも通用するんだ」
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro 特に、彼がかつて活躍したコンセホ・ムンディアル・デ・ルチャリブレ(CMLL)とその本拠地アリーナ・メキシコへの思いは格別だ。AEWグランドスラム・メキシコで、往年のコラソン・デ・レオンのギアを身にまとって同会場に戻ったジェリコは、こう振り返る。「あの場所には片足が過去に、片足が現在にあるような感覚があった。本当に歴史が詰まっていて、それを大切にしている。ルチャリブレにとって歴史的な場所であるだけでなく、クリス・ジェリコ、そしてコラソン・デ・レオンにとっても歴史的な場所なんだ」
そのグランドスラム・メキシコでは、ジェリコはミスティコ、ダービー・アリンと組み、ドン・キャリス・ファミリーのオカダ・カズチカ、ケビン・ナイト、エチセロとトリオマッチで激突。この一戦を「これこそが俺がプロレスを続ける理由だ」と表現した。「まだプロレスを愛しているし、リングに立つのが好きだ。新しい選手と戦う挑戦が何より楽しい。トニー・カーンが組んだあのカードは二度と見られない特別なものだった」と、興奮冷めやらぬ様子で語った。
ジェリコにとってルチャリブレは、単なる華やかな空中戦ではなく、試合の流れを読み、観客を引き込む心理学そのもの。その教えが、今の彼のプロレスラーとしての深みを作り上げているのは間違いない。
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