衝撃のトレード期限日 マイク・トラウトがゴルフ中に次々と仲間を見送る悲劇
ロサンゼルス・エンゼルスのトレード期限は、まさに前代未聞の一日となった。売り手に回るのは予想通りだったが、暫定GMジョン・モゼリアクがここまで大胆に動くとは誰も予想していなかった。彼は5つのトレードを成立させ、ホセ・ソリアーノ、ブレント・スーター、ジョー・アデル、カービー・イエーツ、ライアン・ゼファーヤーンを放出。
しかし、このトレードラッシュを最も象徴する場面は、球場ではなく、ニュージャージー州ミルビルにあった。なんと、チームはこの日オフ日で、スーパースターのマイク・トラウトが地元で約10人のチームメートを集めてゴルフを楽しんでいたのだ。すると、4~5ホールごとに誰かが電話で呼び出される異常事態に。トラウト自身も「まるで4~5ホールごとに誰かが呼ばれていた」と振り返る。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 39歳の救援右腕イエーツは、「すごくワイルドな光景だった。誰かが移籍するたびに『よし、次は誰だ?』って言い合ってたよ」と苦笑い。先陣を切ったのはスーターで、アトランタ行きが決まったのは最初のホール前。彼は午後いっぱいラウンドを続け、夜のフライトで新天地へ向かった。アデルはハーフタイム付近でトレードされ、チームメートと抱擁を交わしてクリーブランドへ出発。そして雨宿り中に最大のサプライズが訪れた。若き右腕ゼファーヤーンがカブスへ。イエーツは車の中でピッツバーグ移籍を知った。
この混乱の中で、先発エースのリード・デトマーズはカブス移籍の偽情報に翻弄され、一日中チョッピングブロックの上に立たされていた。トラウトの感想は「いつもと違った。本当に違ったよ」と短く、言葉の端々に複雑な心境がにじむ。
現地メディアは、この出来事をトラウトとモゼリアク体制の相克の象徴と捉える。モゼリアクはカージナルスで20年にわたり辣腕を振るった名GM。彼の下でエンゼルスは長期的な再建路線を明確にし、トラウトの周りから戦力を引きはがしている。トラウトは完全トレード拒否権を持ち、アナハイム愛を公言してきたが、70勝チームでの無意味な戦いがいつまでも続くわけがない。このゴルフ場の悲劇は、二人の関係が永遠ではないことを如実に示している。
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