ベッキー・リンチ&ステファニー・バケール電撃復帰! 8/10週のWWE勝者と敗者
プロレス界は相変わらず目が離せない1週間だった。WWE Rawでは女子世界王者リヴ・モーガンが100日以上も防衛戦を行わず「史上最高の王者」と豪語していたが、そこに待ったをかけるように2人のトップスターが帰ってきた。ベッキー・リンチとステファニー・バケールだ。
先週のRawで、ソル・ルカがロクサーヌ・ペレスに反則勝ちを収めた直後、ジャッジメント・デイが襲撃を仕掛けたその瞬間、ベッキー・リンチのテーマ曲が会場に響き渡った。約2カ月ぶりの登場にファンは熱狂。リンチは今回はベビーフェース寄りのキャラクターで登場し、マイクパフォーマンスで「モーガンはただの飾り付けの付き人になった」と痛烈に批判。「次の100日間も防衛戦をしないなんて許さない」と宣言した。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon さらに、モーガンが反論しようとしたところに今度はステファニー・バケールが登場。長い沈黙を破り、言葉ではなく行動で示した。ペレスとロドリゲスを蹴散らし、モーガンに照準を合わせた。リンチとバケールはにらみ合い、両者ともタイトルを狙う構え。この復帰劇でRawの女子部門は一気に活気づいた。
一方、敗者となったのがチェルシー・グリーンだ。サマースラムで感動的なラダー戦勝利を収めた直後、SmackDownで勢いそのままにタッグタイトル戦に出場したが、ピンフォール負けを喫した上に眼窩骨を骨折してしまった。ライア・リプリーが膝の手術で離脱している中、グリーンが保持する女子王座の「暫定」が外されるかと期待されたが、この負傷で王座返上も現実味を帯びる。初防衛戦の相手候補にニヤ・ジャックスが名乗りを上げたが、ファンの間で盛り上がりに欠けるとの声もあり、まさに踏んだり蹴ったりの週となった。
AEWではコンチネンタル・チャレンジ・カップが開幕。最も注目を集めたのはエディ・キングストンの復帰だ。2024年に大怪我を負い、2026年の大半をROHやインディーで過ごしていたキングストン。8月8日のCollisionでジェイク・ドイルと対戦し、壮絶な打撃戦を展開。かつてのような切れ味はなくとも、全身全霊で戦う姿にファンは心を揺さぶられた。「彼は本物だ。自分が以前とは違うことを誰よりも理解している。それでもファンの力を借りて前に進む。あの試合を見て、キングストン対ジョン・モクスリーがウェンブリーで実現したら最高だと思った」と筆者は絶賛する。
敗者として名前が挙がったのはAEW世界トリオ王座の迷走だ。デマンド(リコシェ、ビショップ・カーン、トア・リオナ)がわずか7日間の王者で終わり、ブロディ・キング、バンディード、ハングマン・ペイジの即席チームに王座を奪われた。今年に入ってからすでに数多くの短期政権が続き、トリオ王座の価値が下がっているのは否めない。犬たちは1日で王座を失うなど、タイトルが単なるブックの都合で動かされている印象は否めない。
ウィナー枠には他に、ミズも名を連ねた。ミルウォーキー・ブルワーズのジェイコブ・ミシオロフスキーが「The Miz」の愛称で呼ばれたことに端を発し、パット・マカフィー・ショーでミズ自身が「The Mike」と呼ばれた一件。WWEはすぐに「The Mike」を商標登録し、ミズはどんな状況でも自分のキャラクターに変換してしまうプロ根性を見せた。
AJスタイルズは敗者として取り上げられた。詳細な説明は省くが、居心地の良い週末の集まりに突然親が現れて気まずくなるような、そんな類の話だったようだ。
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