カードベック衝撃デビュー!QB争いに火、ブリセットの立場危うし
アリゾナ・カーディナルスの新人QBカーソン・ベックが、NFLプレシーズン開幕戦となった殿堂入り試合(対カロライナ・パンサーズ)で衝撃のデビューを飾った。前半だけで11/14、148ヤードを投げ、2つの得点ドライブを牽引。自身のタッチダウンパスも決め、スタジアムを沸かせた。
特筆すべきは、そのビッグプレーの連続だ。最初のドライブでは自陣4ヤードからの攻撃で、右サイドライン沿いに35ヤードのロングパスをJalen Brooksに通し、ピンチを脱出。続くドライブでは、今度は左サイドへ49ヤードの深いパスをBrooksに投げ込み、その後の5ヤードTDパスをSimi Fehokoに通して得点を完結させた。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon ベックは大学時代、ジョージア・ブルドッグスで先発の座を失いながらも、マイアミ・ハリケーンズでカレッジフットボール・プレーオフ進出に導いた経験を持つ。しかしNFL入り後は3巡目指名と評価は決して高くなく、2027年ドラフトでの上位指名を視野に入れる声もあった。しかし、このパフォーマンスでその見通しは一変する可能性が出てきた。
「彼は落ち着いていた。ポケット内で余裕があり、プレーを発展させ、チャンスがあれば深いパスを狙った。必要な時はボールを素早く手放し、正確で効果的だった」と記事は評する。パンサーズの守備はプレシーズンということもあり主力が不在だったとはいえ、多くの若いQBが苦戦する中で、ベックは「最も弱い相手に対して、やるべきことをやった」と言える。
24歳のベックは、精神的にはプロ即戦力に近いと評価され、唯一の疑問は腕前と、リズムを崩された時のパニック傾向だった。しかし、この試合ではその不安を吹き飛ばすような落ち着いたプレーを見せた。
現状、先発QBはJacoby Brissettが想定されているが、彼は1年契約のベテランジャーニーマン。代わりはいくらでもいる。ベックがこのパフォーマンスを続ければ、先発の座を奪う可能性は十分にある。カーディナルスには、今シーズン中にベックの実力を見極める十分な動機がある。ヘッドコーチのMatt LaFleurは、2027年ドラフトで1巡目QBを指名するかどうかを決断する前に、ベックの能力をしっかりと評価したいところだ。
カーディナルスファンにとっては、まさに夢のデビュー。一方、Brissettにとっては悪夢の一夜となった。今後のプレシーズンで、このQB争いがどのような結末を迎えるのか、目が離せない。
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