キャンプで急浮上の新人WRアレン、負傷で離脱…チーフスに新たな試練
カンザスシティ・チーフスにまたしても痛手だ。トレーニングキャンプで頭角を現していた新人ワイドレシーバー、サイラス・アレンが負傷離脱。チームが待望する若手の台場に暗雲が垂れ込めている。
アレンはスペシャルチームのプレー中、ガンナーとしてパントリターンをカバーする場面でカイアー・イーラムと接触。そのままピッチにうつ伏せに倒れ込み、立ち上がる際にはスタッフの助けを借りてフィールドを後にした。Nate Taylor記者(ESPN)の報告によれば、アレンはカートの前面に乗せられて退場。左膝を負傷した模様だ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 幸い、ESPNのAdam Schefterインサイダーによると診断結果は「脛(すね)の打撲」で、断裂や骨折はなし。シーズン全体を棒に振るような重症ではないものの、回復のタイムラインは現時点で明確に示されていない。プレシーズン初戦まであと2週間。この間に復帰できれば大きな前進だが、仮に遅れてもキャンプ序盤で見せたパフォーマンスが評価され、ロースター入りのチャンスは十分に残る。
実際、アレンは負傷前のその日の練習でチームトップの5キャッチを記録。コーチ陣に強い印象を残していた。5巡目指名のルーキーとは思えない存在感で、レシーバー不足に悩むチーフスにとってまさに救世主候補だっただけに、今回の離脱は痛恨の一撃だ。
しかも、アレンだけではない。同じ日にゼイビア・ワーシーも、トラビス・ケルシーとのドリル中に肩を負傷。ここ数年、故障者続きのチーフス・レシーバー陣にまたしても試練が訪れた。
この状況を受け、フロントオフィスは補強の緊急性を改めて突きつけられた。すでに49ersがリッキー・ピアソールのシーズン絶望を受け、ディーボ・サミュエルをキャンプに呼び戻した動きもある。チーフスも即戦力の獲得を真剣に検討すべきだ。現実的な選択肢として、まだFAのステフォン・ディグスが挙がっている。彼は過去8年で7度の1,000ヤード超えシーズンを記録したベテランだ。もちろんディグス一人で全ての問題が解決するわけではないが、ラシー・ライスとワーシーの穴を埋めるには十分な実力者である。
アレンの回復が順調であれば、チームはさほど慌てる必要はないかもしれない。しかし、プレシーズン後半まで離脱が長引けば、レシーバー陣の層の薄さは致命傷になりかねない。ルーキー一人に過度な負荷をかけるのは得策ではない。チーフスはプレーオフ、そしてスーパーボウル連覇を目指す以上、今すぐ動くべき時を迎えている。
キャンプのダークホースとして一気に注目を集めたアレン。その快進撃は一時中断を余儀なくされたが、彼自身もチームも、この逆境をどう跳ね返すか。真価が問われる夏になる。
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