ルフィvsツァルキアンは“代役” UFC331で衝撃の5回戦激突へ
UFCファンに衝撃が走った。9月19日(現地時間)にロサンゼルス・Crypto.comアリーナで開催されるUFC331、そのコメインイベントで組まれたアルマン・ツァルキアンvsマウリシオ・ルフィ。一見するとタイトル戦線を大きく左右する5回戦の一戦だが、実はこれ、急遽決まった“代役マッチ”だったのだ。
UFCのデイナ・ホワイトCEOがダブリンで行われたZuffa Boxing 10のイベント中に、ニナ・マリー・ダニエレとの対談で衝撃の事実を暴露した。「いや、ルフィじゃない。彼の本来の試合は潰れたんだ」とホワイトは語り、ツァルキアンの対戦相手がもともと別のファイターだったことを認めた。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro その“本来の相手”こそ、元王者チャールズ・オリベイラ。ファンも関係者も、ツァルキアンとオリベイラの再戦を待望していただけに、ルフィへの変更は大きなサプライズとなった。
なぜオリベイラはこの大一番をキャンセルしたのか。その背景には、フライ級ファイター、アラン・ナシメントの突然の死があった。8月3日、ナシメントは睡眠中に心臓発作を起こし、この世を去った。同じチームで汗を流してきたオリベイラにとって、ナシメントは単なる練習仲間ではなく、“兄弟”と呼べる存在だった。
オリベイラは自身のインスタグラムストーリーに追悼のメッセージを綴っている。「今日、格闘技がくれた兄弟を失った。マットを共有した日々、トレーニング、そして一緒に歩んだすべてに永遠の感謝を。お前がそばにいてくれたこと、練習で、コーナーで、そして共有したすべての瞬間に感謝しかない。愛しているよ。信じられない。本当に恋しい」。その悲痛な言葉からは、彼がどれほど深い悲しみに暮れているかが痛いほど伝わってくる。
オリベイラは今もナシメントへの追悼投稿を続けており、精神的な整理がついていないのは明らか。試合どころではないという判断は、多くのファンに理解されている。
こうして白羽の矢が立ったのが、現在急上昇中のマウリシオ・ルフィだ。ルフィはすでにツァルキアンに対して「警告」を発しており、代役とは思えないほどの闘志をむき出しにしている。
ツァルキアンにとっては、オリベイラという大物から格下と見なされがちなルフィへの変更。しかし、5回戦のタイトル・エリミネーターとして組まれたこの一戦、勝者は確実に王座挑戦権を手にする。ルフィが番狂わせを起こすのか、それともツァルキアンが実力差を見せつけるのか。悲劇を乗り越えてリングに立つ男たちの物語から、目が離せない。
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