WWEサマースラム2026動員に暗雲!? 35,000人台でも「紙チケ」疑惑とAEWとの対比浮上
WWE最大の夏の祭典・サマースラム2026が終幕したが、その集客は同社の期待にはほど遠いものだったようだ。デイブ・メルツァー氏が最新のニュースレターで詳細を分析している。
メルツァー氏によれば、WWEは今回の入場者数を公式発表しなかったという。スタジアム興行では異例のことではないが、その数字が明かされなかったこと自体が、結果に対する不満の表れだと同氏は指摘する。実際、現地で参照されている数字は35,000人規模で、1日目が35,654枚、2日目が33,719枚のチケット販売だったとWrestleTixが伝えている。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー 特筆すべきは、この数字に至るまでの経緯だ。数週間前までは両日とも22,000枚前後で推移していたが、チケットを25ドルまで値下げしたセールを実施したところ、約32,000枚まで急伸。しかし、その後は再び売れ行きが鈍化し、セカンダリーマーケットでも「今年のメジャーイベントで最も弱い」と評される状況だったという。
メルツァー氏は、興行2週間前に販売が急増した一方で、直前の週にほとんど動きがなく、転売市場でも価格が高騰しなかったことから、無料または大幅な割引チケットを配布して観客を多く見せる「ペーパリング」が行われた可能性が高いと指摘する。さらに、こうしたチケットを得た観客の多くが実際には来場しない傾向があることも問題視している。
WWE側は2日間の合計である約75,000人が来場したと主張することも可能だが、両日参加したファンもいるため、その数字は正確とは言えないとメルツァー氏は述べる。一方で、サマースラム週末に開催されたファンフェストは完売し、数百万ドルの収益を生んだことも明かされた。
そんな中、WWEが入場者数を伏せた背景には、もう一つの理由があるとメルツァー氏は見ている。それはAEWの存在だ。8月30日にロンドンのウェンブリーで開催される「AEWオールイン・ロンドン2026」は、すでにサマースラム両日のチケット販売数を上回っている。現地8月3日時点で36,565枚を売り上げており、大会まで3週間以上あることを考えれば、2024年の53,000人に迫る可能性もあるという。
この事実は、WWEが公に認めたくないだろうとメルツァー氏は推測する。なお、サマースラムはミネソタ州スポーツ・イベント委員会から資金提供を受けているため、実際の入場者数が政府の記録として明らかになる可能性もある。メルツァー氏は、公的資金が投入されている以上、政府は数字を公表すべきだと主張。もし公表されなければ、数カ月後の四半期報告で入場収入や有料・無料チケットの内訳が明らかになるだろうと締めくくった。
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