マカチェフは真のGOATか?170ポンド制圧で伝説が完結する
UFCライト級王者イスラム・マカチェフは、アンデルソン・シウバの持つ連勝記録を塗り替え、誰もが認める“史上最高”の候補となった。しかし、一部では「まだGOATとは言い切れない」との声も上がっている。その理由は、彼のここからの戦いにある。
マカチェフはUFC 280でチャールズ・オリベイラを鮮やかに仕留めて王座を奪取し、その後4度の防衛に成功。だが、その防衛戦の相手をよく見ると、2度のアレクサンダー・ボルカノフスキー戦では明確な体格差があった。また、ダスティン・ポイエーは正真正銘の155ポンド級の強豪だったが、4度目の防衛戦で対戦したヘナート・モイカノは急遽のオファーでの参戦。タイトル戦のレベルには達していなかったと見る向きもある。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro そんな疑問を一掃したのが、マカチェフの170ポンド級挑戦だ。UFC 330で迎えたイアン・マチャド・ギャリー戦は、彼の真価が問われる一戦だった。マチャド・ギャリーは類まれな精神力と自信でマカチェフの攻撃を冷静にさばいた。しかし、最後に致命的な一撃を放つ“キラーの本能”だけは欠けていたという。その一瞬の隙を逃さなかったマカチェフは、順当に勝利を収めた。
これから立ちはだかるのは、さらに危険な相手たちだ。メタUFCランキング1位のカルロス・プラテスは、止めを刺す嗅覚に長けたブラジリアン。そして、無尽蔵のフィジカルを誇るマイケル・モラレスは、マカチェフの王座にとって最も凶悪な脅威になると見られている。さらにウロシュ・メディッチやヤロスラフ・アモソフといった実力者たちも控えている。
マカチェフはこの170ポンド級で、これまでにない強烈なパンチ力と体格差に直面する。そこでプラテス、モラレス、メディッチ、アモソフの4人を倒せば、間違いなくUFC史上最高のファイターとして認められるだろう。
体格的に恵まれるライト級とは違い、170ポンド級では彼自身が“中堅サイズ”になる。だが、その方が本当の実力が問われる。次なる挑戦者たちとの攻防は、UFC史に残る伝説の最終章になるか。マカチェフがその扉を開く時、我々は真のGOATの誕生を目撃することになる。
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