盟友が語るドリー・ファンクJr.の素顔 JRが追悼、脳手術で葬儀参列は不透明
プロレス界が巨星を失った。WWE殿堂入りしたレジェンド、ドリー・ファンクJr.が8月4日に85歳でこの世を去った。その知らせに、盟友であり現AEW解説者のジム・ロス(JR)が自身のポッドキャスト「Grilling JR」で胸の内を明かした。
「ドリー・ファンクJr.の死を聞いて、本当に辛い気持ちでいっぱいだ」と切り出したJR。「彼はまさに“クラス act”な男で、私は彼に大きな敬意を抱いていた。素晴らしい関係を築けたと思っている」。その言葉には、長年の友情とリスペクトがにじんでいた。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro JRが振り返るのは、1970年代にレフェリーとして初めてメインイベントを任された試合。それはドリーとハーリー・レイスによるNWA世界ヘビー級王座戦で、結果は60分ドロー。当時、控え室で「今夜はブロードウェイだ」と告げられたJRは、その言葉の意味をまったく理解していなかったという。リング上でドリーと対峙して初めて、それが1時間ドローを指す業界用語だと知った——そんなエピソードを、JRは温かい口調で語った。
ドリー・ファンクJr.は現役引退後、30年以上にわたって後進の育成に尽力。カート・アングル、エッジ、クリスチャン・ケイジら錚々たるトップスターを輩出した。JRはその指導者としての手腕を称える。「彼とトム・プリチャードは、若い才能を驚くほど上手く育て上げた。多くの選手が成功を掴んだのは、彼らの指導のおかげだ。その関係は、尊敬と愛情、感謝で築かれていた。彼は本当に“hell of a teacher”(凄まじく優れた教師)だった。コーチのマインドセットを持った男だ」。
さらにJRは、ドリーの私生活にも触れた。「彼は常に素晴らしいコンディションを保ち、ドラッグに手を出すこともなく、酒も飲み過ぎなかった。人と接する時はいつも最高の状態だった」。プロレス界の荒波を生き抜きながら、節度ある生活を貫いた姿に、JRは深い敬意を抱いていたようだ。
しかし、JR自身も今、大きな試練を抱えている。脳の手術を控えており、ドリーの葬儀に参列できるかどうかは不透明だ。「自分自身の回復に専念する中で、皆のことを思い続けるつもりだ」と語り、参列できない可能性を示唆した。
盟友の死、そして自身の手術。それでもJRは、リングの外でも“コーチ”であり続けたドリー・ファンクJr.の生き様を、静かに、しかし力強く語り継いだ。プロレスファンならずとも、その言葉の一つ一つが心に響く追悼メッセージとなっている。
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