ダニエル・コーミエが語る因縁の違い「カビブはマクレガーの首を絞めたい」
あの因縁の対決から時を経て、ダニエル・コーミエが口を開いた。かつてのチームメイトであり盟友であるカビブ・ヌルマゴメドフと、その宿敵コナー・マクレガーの関係性。そして、自身が経験したジョン・ジョーンズとのライバル関係。コーミエはその違いを、はっきりと語った。
「カビブはマクレガーの首を絞めたいと思っている。他のみんなもそうだ。」コーミエはそう言い放つ。その言葉の背景には、UFC229で繰り広げられた両者の歴史的な一戦がある。あの夜、ロシアの英雄カビブは、4ラウンド、ネッククランクでマクレガーにタップを奪い、UFCライト級王座を手にした。だが、試合の前から後まで、因縁は格闘技の枠を超えていた。
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー 「マクレガーは別次元に行ってしまった。彼は家族のことを口にした。宗教のことを口にした。絶対に越えてはいけない線を越えたんだ。」コーミエはそう振り返る。自身とジョン・ジョーンズとの関係は確かに熾烈を極めた。2015年1月、挑戦者として臨んだ初対決ではジョーンズに判定で敗れ、MMAキャリア初黒星を喫した。それから30か月後、今度はライトヘビー級王者として再戦。しかし、ジョーンズのヘッドキックとパンチ連打で王座を明け渡し、その後ジョーンズの禁止薬物陽性により試合はノーコンテストに。確かに彼らの間には激しい火花が散った。
だが、コーミエは言う。「私はジョーンズとやったように、あの場でマクレガーと向き合うことはできなかった。」彼にとって、ジョーンズとの戦いはあくまで「リングの中での話」。しかし、マクレガーとカビブの間に横たわるものは、それとは全く質が違う。家族や信仰を侮辱する行為は、一線を越えた冒涜だったのだ。
コーミエの言葉には、カビブへの揺るぎない信頼と、マクレガーへの明確な拒絶がにじむ。カビブは試合後も決してマクレガーと和解することなく、今もなおその因縁は続いている。あの夜、オクタゴンで響いたカビブの叫びは、単なる勝利の歓喜ではなく、守るべきものを守り抜いた男の咆哮だったのだ。
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