マット・ハーディーが語る故ドリー・ファンクJr.との修行時代「命を預ける家族のような存在」
プロレス界が巨星を失った。WWE殿堂入りを果たしたドリー・ファンクJr.がこの世を去り、多くのレスラーが哀悼の意を表している。彼が残した功績はリング上の偉業だけではない。後進の育成にも尽力し、数多くのスターを輩出した。その中には、マット・ハーディーと弟ジェフの姿もある。
マットはラジオ番組「Busted Open Radio」に出演し、師の思い出を語った。ハーディー兄弟はキャリアのスタートを、ファンクJr.が運営する「ファンキン道場」で切った。当時を振り返り、マットは「あの道場はまさに“育成プログラム”そのものだった」と表現する。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro 「スタンフォードに2週間缶詰めになって、徹底的にしごかれるんだ。本当にキツいトレーニングの連続で、終わると3、4日のインディーショーに出されて、『覚えたことを試せ』と言われる。そんな流れの繰り返しだった」
ファンクJr.は単なるトレーナーではなかった。マットは「彼はテレビ映えする動きや、WWEスタイルの試合運び、印象的な瞬間の作り方、安全な技の掛け方――本当に多くのことを教えてくれた」と感謝を口にする。そして「情熱的な指導者で、決してイライラせず、時間をかけて丁寧に教えてくれた」とその人柄を偲んだ。
師はリング上の技術だけでなく、プロレスラーとしての生き方そのものを体現していた。マットは「彼は“非常に充実したレスラー人生”を送った人だと感じる」と語る。
特に印象的だったのは、巡業生活のアドバイスだ。マットは師の言葉を今も覚えている。「彼は言ったんだ。『お前たちは仕事で長い時間を共にする連中と、家族のように接しなければならない。なぜなら、自分の健康と安全を彼らに委ねるからだ』と。命を預ける覚悟、信頼関係の大切さを、彼は未経験者にも分かりやすく説いてくれた」
大舞台を知る名伯楽の教えは、今もハーディー兄弟のレスリングの根底に息づいている。ドリー・ファンクJr.の遺した言葉と情熱は、これからも多くのレスラーに受け継がれていくことだろう。
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