ブレーブス&カブスに試練…MLB残り日程の強度ランキング
MLBのトレード期限から1週間が経過。30球団中24球団がプレーオフ圏内まで6.0ゲーム差以内にひしめく、まさに大混戦の様相を呈している。この大接戦を分ける決定的な要素となり得るのが、残り試合の強度(Strength of Schedule)だ。相手が弱ければ勝ち星を積み重ねやすく、強豪ぞろいならば苦戦は必至。そこで、各チームの残り日程を徹底分析する。
まずア・リーグ東地区。最も厳しい日程を強いられているのはオリオールズ。ア・リーグ全体でもトップの難易度を誇り、トレードでラッチマンを放出したチーム状況も相まって、ファンは正に祈るような思いだ。一方、今季ここまで本来の力を発揮できていないヤンキースは、地区内で最も楽な日程。5.5ゲーム差の地区優勝の可能性はまだ残されている。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro ア・リーグ中地区では、タイガースが最もハードな日程。スクバルとマイズという2枚看板を欠きながらも、貯金チームに対して31勝28敗と健闘しているが、残り試合でそれを続けるのは容易ではない。
ア・リーグ西地区は、全体で見ても厳しい日程が集中。レンジャーズ、アストロズ、マリナーズの3チームが首位争いを繰り広げているが、残り試合の強度はほぼ互角。この地区は「最弱地区」とも言われるが、その分、直接対決が増えるため、最後まで目が離せない。
ナ・リーグ東地区では、メッツが最も厳しい日程だが、ポストシーズン争いから脱落しているため無関係。注目はブレーブス、マーリンズ、フィリーズの3チーム。地区を掌握するブレーブスだが、日程の厳しさから、望むところの地区優勝&1回戦バイパスは簡単ではない。マーリンズとフィリーズもワイルドカードを狙うが、同様に厳しい戦いが予想される。
ナ・リーグ中地区は、今季最も競争が激しい地区。レッズとカブスは、何とメジャー全体で1位と2位の厳しい残り試合を抱える。カブスはワイルドカード争いで余裕があり、直接対決でブルワーズに勝てば地区優勝も見えるが、レッズは別だ。オールスター後は好調を維持しているものの、ワイルドカード争いでは後れを取っており、この日程では奇跡的な快進撃は難しい。
そしてナ・リーグ西地区。ドジャースは、スクバルを獲得しただけでなく、何とナ・リーグで最も楽な残り日程を手にした。ここ最近はレッドソックス、カブス、ダイヤモンドバックスといった強豪相手に苦しんだが、これからは格下相手に勝ち星を量産できる。地区優勝はもちろん、1回戦バイパスを勝ち取り、3連覇への道筋を着実に固めたいところだ。
残りシーズン、各チームの命運を大きく左右する「日程の強度」。一進一退の攻防が続く中、この要素がどのようなドラマを生むのか、目が離せない。
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