レッドソックスがラッチマン獲得!トレード評価は真っ二つ、デグロムは残留
まさに「夏の一大イベント」、MLBトレード期限が過ぎ去った。その中でも最も衝撃を与えたのが、ボストン・レッドソックスがボルチモア・オリオールズから捕手アダリー・ラッチマンを獲得したトレードだ。3年連続オールスター出場の実力者を手に入れたレッドソックスは、ア・リーグ東地区で5.5ゲーム差、ワイルドカード争いでも2位につける好位置に。5連勝中の勢いそのままに、ラッチマンという新たな核弾頭を加えた形だ。
しかし、このトレードの評価を巡っては、球界関係者の間でも意見が真っ二つに分かれている。レッドソックスが放出したのは、捕手のカルロス・ナルバエスに加え、有望株のアンソニー・エイアンソン、カイソン・ウィザースプーン、エンディ・アゾカー。さらに後日発表選手または金銭が含まれるパッケージだ。あるライバル球団のタレント評価者は、マスライブのショーン・マカダムに対し「30年近く見てきた中で最も馬鹿げたトレードの一つだ。まったくもって呆れる」と衝撃のコメントを残した。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 一方で、USAトゥデイのクリスティ・アッカートはレッドソックスにB+、オリオールズにBの評価を与えている。「エイアンソンは全体49位の有望株で、ウィザースプーンは全体15位指名で契約金500万ドル。昨年のドラフトで最優秀大学右腕と評価された男だ。失うには大きい投手陣だが、ブレスロウGMはヤンキースやレイズが獲得に動いていたからこそ、この代償を払った」と分析。まさに、見方によって評価が180度変わる、熱いトレードとなった。
一方、トレード市場で別の大きな話題をさらったのが、テキサス・レンジャーズのジェイコブ・デグロムだ。フィラデルフィア・フィリーズが獲得に興味を示したと報じられたが、デグロムは完全トレード拒否条項を行使。38歳のベテラン右腕は、地元メディアの取材に対し「私はこのチームでワールドシリーズを勝つために契約した。2023年、チームはそれを成し遂げた。今後もその一員でありたい。ここに残ってチームを勝たせたい」と、揺るぎない決意を示した。今季は113回2/3を投げ、防御率3.96、135奪三振29四球と、さすがの内容。彼の“忠誠”が、レンジャーズの未来をどう変えるのか。
その他にも、ニューヨーク・メッツからシカゴ・カブスへ移ったクレイ・ホームズの裏話も。実はアリゾナ・ダイヤモンドバックスへのトレードも目前だったが、メッツがダイヤモンドバックス側の有望株のメディカルチェックに懸念を示し、破談になったという。ホームズは今季9先発で防御率2.39、1.9bWARと好投。腓骨骨折からの復帰も今月中と見込まれ、カブスにとっては後半戦の大きな戦力だ。
トレード期限が過ぎ、残り2か月のレギュラーシーズン。ポストシーズンを見据えた各球団の思惑が交錯する中、ラッチマンの新天地での活躍、デグロムの復活劇、そしてホームズの新天地での再起。これからの熱戦をますます見逃せない。
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