パッツ放出濃厚カイション・ブーテ、チーフス・コルツ・ブロンコスが獲得レース
ニューイングランド・パトリオッツがワイドレシーバー(WR)のカイション・ブーテをトレードで放出する可能性が取り沙汰されている。すでにワシントン・コマンダースはステフォン・ディグスを獲得してブーテ行きの可能性は消えたが、まだブーテの移籍先候補は複数残っている。パッツはA.J.ブラウンとロメオ・ドブスをすでに擁しており、ブーテは戦力外リストに入っていると見て間違いない。
まず浮上するのがカンザスシティ・チーフス。チーフスは一石二鳥のトレードを狙う。コーナーバック(CB)のクリスチャン・フルトンをパッツに放出し、サラリーキャップを空けつつ、同時にWR層を厚くする算段だ。フルトンは高額契約で加入したものの、2025年はほとんどフィールドに立てず、キャップヒットがチーフスの重荷になっている。パッツ側はフルトンの復活を信じて第3、第4CBとして起用するキャップルームがあり、さらに5巡目指名権も得られる。一方でチーフスのWR事情は深刻で、第4WRの最有力候補が5巡目新人のサイラス・アレンという状況。ラシー・ライスはオフシーズンに膝の手術を受け、タイクアン・ソーントンが攻撃の鍵を担うと期待されているが、ブーテの追加は「間違いなく必要」と評される。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro 次にインディアナポリス・コルツ。コルツはキャップに余裕があり、ブーテ獲得のためにドラフト指名権だけで交渉ができる。コルツがWRを欲しがる理由は明確だ。今季はダニエル・ジョーンズを最大限に活かすシーズン。彼はアキレス腱断裂から復帰したばかりで、怪我前のパフォーマンスを発揮できるか未知数。だからこそ、できるだけ多くの武器を与えたい。マイケル・ピットマンがピッツバーグへ去り、コルツのWR陣は手薄。ジョシュ・ダウンズがスロットで輝く一方、アレック・ピアースはまだ次元が一つ足りない。ミディアムパスでエッジを取れるプレイメーカーを求めているが、現状ではアシュトン・デュリンがその役割を担うしかなく、不安は大きい。さらにピアースはオフシーズンに足首の手術を受け、まだ練習に復帰していない。シーズン開幕まで時間はあるが、彼がレギュラーシーズンを欠場するリスクは否定できず、ブーテ加入でスムーズなローテーションが期待できる。
最後にデンバー・ブロンコス。ブロンコスの場合はジェイレン・ワドルやマービン・ミムスのキャンプでの怪我とは直接関係ない。ワドルは脚の張り程度で大事には至らず、ミムスの脚の負傷も深刻ではないと見られている。だが、ブロンコスにはスーパーボウルウインドウが迫っている。ボー・ニックスは非常に優秀なQBだが、2度目の契約で優勝できるかは疑問。ならばルーキー契約のうちに最強のチームを組むのが得策だ。ワドルとコートランド・サットンという強力なWRデュオはあるものの、第3WRはミムス、パット・ブライアント、トロイ・フランクリンの争い。それぞれに長所短所があるが、ブーテは彼ら全員よりもプロとしての完成度が高いと評価されている。ニックスのキャップヒットが数年後に爆発する前に、ブロンコスはブーテで攻撃力を一段階引き上げ、タイトルを狙うチャンスを掴むべきだ。
パトリオッツがブーテに対して何を求めるか——ベンチプレイヤーか、さらなるキャップスペースか——によって、チーフス、コルツ、ブロンコスのいずれが最適なトレードパートナーになるかが決まる。ブーテ争奪戦は、これから本格化する。
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