ニッキー・クロス、ビンス・マクマホンと生んだ「ほぼスーパーヒーロー」秘話を激白
WWEのスーパースター、ニッキー・クロスが、自身の代名詞とも言える「ニッキー・オールモスト・ア・スーパーヒーロー(Nikki A.S.H.)」キャラクター誕生の秘話を、クリス・ヴァン・ヴリートのインタビュー番組「インサイト」で明かした。
クロスは元々、NXTでユニット「サニティ」の一員としてデビュー。2018年にメインロスターへ昇格し、アレクサ・ブリスのパートナーとしてWWE女子タッグチーム王座も獲得した実力者だ。2021年6月に「ニッキー・A.S.H.」として新たな姿を披露すると、そのままRAW女子王座も手中に収めている。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro このキャラクター、実はクロス自身の発案だったというから驚きだ。「あれは私のアイデアよ」と切り出し、ブリスがブレイ・ワイアットと組むことになり、自分が置き去りにされる危機感から「何か新しいことをやらなきゃ」と思い立ったと振り返る。
スーパーヒーロー好きとして知られるクロスは、かつて活躍したハリケーン・ヘルムスやマイティ・モリーの大ファンだったと明かす。さらに、幼少期からX-MENも愛読しており、自身の旧リングネーム「ニッキー・ストーム」もX-MENのキャラクターに由来していると告白。「スーパーヒーロー映画がブームなのに、WWEには長年スーパーヒーロー系のキャラがいなかった。だから、何か違うものを必要としていたの」と説明した。
クロスは、スーパーヒーローの人気をまとめた大規模なプレゼン資料を作成し、ビンス・マクマホンに直接プレゼン。「『これ、アイデアがあるんだけど、絶対儲かるわよ!』って感じで、資料を渡したの」と当時を笑いながら語る。
数週間の沈黙の後、マクマホンから「天才的だ」というテキストメッセージが届き、「クリエイティブに始めさせろ」と指示があったという。しかし、マクマホンはクロスの原案をそのまま採用したわけではない。クロスは当初、キャプテン・マーベルのような緻密なコスチュームを想定していたが、マクマホンはより親しみやすさを重視。「ほぼスーパーヒーロー」という名前も、マクマホンのアイデアだったと明かす。
「彼は『完璧なヒーローじゃなくて、訓練中のヒーロー』という設定を望んだの。スパイダーマンのように、自作っぽい手作りのコスチュームの方が、ファンに親しみやすいと考えたみたい」。さらに、小さな女の子が簡単にコスプレできるように、という配慮もあったという。
クロスはこの変更を歓迎し、「彼女は自分に超能力がないことを知っている。でも、自分はスーパーヒーローで、世界と戦えるというマインドセットを持っている。それが私のアプローチだった」と語る。「会場の小さな女の子が私を見て、『私もなれる』と思ってくれる。そのアイデアが本当に気に入ったの」と、マクマホンのビジョンを受け入れた理由を明かした。
WWEユニバースに愛されるキャラクターの裏にあった、クロスとマクマホンの絶妙なコラボレーション。その誕生秘話は、プロレスファンならずとも興味深いエピソードとなっている。
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