ロメロ残留わずか?アトレティコ移籍目前、トッテナムと細部調整へ
トッテナムの守備の要、クリスティアン・ロメロのラ・リーガ行きが目前に迫っている。アトレティコ・マドリードがアルゼンチン代表DFの獲得に本格的に動き出し、クラブ間の合意は「細部の調整」を残すのみとなった。
移籍市場に詳しいマッテオ・モレット記者によると、アトレティコはロメロを絶対的な優先事項として扱い、交渉を最速でまとめる方針。すでに個人条件では合意に達しており、残るはトッテナムとのクラブ間合意だけだ。イギリス『ガーディアン』の報道では、移籍金は約4000万ユーロ(約64億円)と見積もられているが、正式な金額はまだ確定していない。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー 28歳のロメロは今夏、インテルやアーセナルなど複数のビッグクラブの関心を集めていた。しかし、アーセナルはトッテナムが宿敵への放出を断固拒否。インテルとも交渉は行われたものの、ロメロ本人がスペイン行きを希望したことで、アトレティコが最有力となった。
ディエゴ・シメオネ監督は守備強化を最優先課題としており、ロメロのアグレッシブなスタイル、フィジカル、経験はシメオネのサッカーにうってつけと評価されている。ワールドカップ優勝経験を持つセンターバックが、キャリアの絶頂期にシメオネの下でプレーする可能性が高まっている。
一方、トッテナムはロベルト・デ・ゼルビ監督の下で早くも守備再編を進めており、今夏はヤン・ポール・ファン・ヘッケとマルコス・セネシを獲得。さらにミッキー・ファン・デ・フェンとは新たに5年契約を結び、残留を確実にしている。これらの補強により、デ・ゼルビ監督はロメロの退団を承認するだけの戦力を確保した格好だ。
ロメロはトッテナムで長く主力として活躍してきたが、新たな挑戦を求める姿勢が徐々に明確になっていた。去意を示す選手を引き留めても良い結果は生まれにくい。4000万ユーロという移籍金は、トッテナムにとってはやや低いとの見方もあるが、選手が移籍先を決めてしまえば、交渉のレバレッジは限られる。
両者にとってメリットのある移籍。ロメロの新天地での活躍に期待が集まる。
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