NFL残りFA選手の行き先予想!ヒル、ラティモア、ディグスらはどこへ?
NFLの開幕まであとわずか。まだ市場に残るフリーエージェント(FA)選手たちの動向が、リーグ全体の戦力を左右する鍵を握っている。ビッグネームこそ少ないものの、各チームの即戦力ニーズに応えられる人材はまだまだ存在する。今回は、残るFA選手の行き先を大胆予想する。
まず注目は、ワイドレシーバーのタイリーク・ヒル。カンザスシティ・チーフスとの本格的な交渉は行われていないようだ。ケガからの回復具合がネックとなっており、2026年シーズン中に契約するNFLチームはほぼないと見られている。ヒル自身はシーズン途中での復帰を目標に掲げているが、現状では2025年がNFLでのラストシーズンとなる可能性が高い。重症だったケガの影響で、脚のパワーと爆発力を取り戻すのに苦戦している。もし以前の半分も動けなければ、どれだけ過去の実績があろうとロスター枠を無駄にするチームはないだろう。シーズン終盤にどうしてもレシーバーが欲しくなったチームが保険として獲得する可能性は否定できないが、筆者はその可能性は低いと見ている。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon コーナーバックのマーショーン・ラティモアは、デトロイト・ライオンズが獲得候補だ。ライオンズは今オフシーズン、まさに悪夢のような状況。テリオン・アーノルドをウェイブしたことでコーナーバックの層がさらに薄くなり、D.J.リードの反対側にはルーキーのキース・アブニー2世が控えるだけ。若手をいきなり厳しい戦いに放り込むのは成長の近道かもしれないが、それではNFCの優勝候補にはなれない。ラティモアはケガのリスクを抱える選手だが、ライオンズは選り好みできる立場ではない。開幕前にコーナーバック陣を強化するため、ラティモアは彼らのリストの最上位に来るべきだ。
トレイボン・ディグスはワシントン・コマンダースが興味を示す。コマンダースはフリーエージェントでコーナーバックを補強しなかったが、ダン・クインHCはダラス・カウボーイズ時代に指導したディグスを再び迎え入れる可能性がある。ディグスは昨シーズン、カウボーイズとグリーンベイ・パッカーズでウェイブされた。短いNFLキャリアの終焉かと思われたが、コマンダースにとってはベテランの厚みを加える絶好のチャンス。トレイ・エイモスとマイク・サイニストリルはまだルーキー契約。ベテラン補強は急務だ。ディグスはクインHCの下で輝いた実績があり、再タッグは悪くない選択だろう。
エッジラッシャーのジョーイ・ボサはシカゴ・ベアーズへ。ベアーズは高額なパスラッシャーの獲得に動いておらず、安価な選択肢としてボサが浮上。モンテズ・スウェイトとボサが並ぶ姿は、スウェイト単独よりはるかに脅威だ。ベアーズは昨シーズン、パスラッシュの一貫性が最大の弱点だった。ボサに全盛期の活躍は求めず、安定したプレッシャーを生み出す役割を期待している。
オフェンシブタックルのジョナ・ウィリアムズは、カンザスシティ・チーフスが獲得する可能性が高い。チーフスはオフェンシブラインの層を厚くする必要がある。ウィリアムズはアリゾナ・カージナルスで2シーズンでわずか15試合の出場と、ケガと成績に苦しんだ。しかし、パトリック・マホームズを守るためには、ケガのリスクを承知でベテランを加える価値はある。
エッジラッシャーのハッソン・レディックはアトランタ・ファルコンズが有力。ファルコンズはキャンプでジャロン・ウォーカーがACL断裂の大ケガ。さらにジェームズ・ピアース・ジュニアが出場停止の可能性もあり、ディフェンシブラインの補強は急務。レディックは過去2年間で23試合出場、わずか3.5サックと低迷しているが、ファルコンズにとっては現実的な選択肢となる。
NFL開幕目前、残るFA選手の去就がチームの命運を左右する。各チームの動きから目が離せない。
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