レッドソックス、ラッチマン獲得秒読み!ライバル球団を出し抜く衝撃トレード
ボストン・レッドソックスが、ア・リーグ東地区の覇権を揺るがす大物捕手獲得に動き出した。現地時間月曜午後、球団がボルティモア・オリオールズのスター捕手アデリー・ラッチマンとのトレード交渉を本格化させていると報じられ、ニューヨーク・ポストのジョン・ヘイマン記者は「合意に至る可能性は非常に高い」と伝えている。
クレイグ・ブレスロウはつい1〜2カ月前までニューイングランドで最も嫌われていた男だったが、その評価は一変した。ラッチマンは現在手首の捻挫で故障者リストに入っているが、メディカルチェックさえクリアすれば、このトレードはア・リーグの優勝争いに地殻変動を起こすだろう。今季最も勢いのあるチームが、最大の補強ポイントである捕手に二刀流のスターを迎え入れる。しかも、宿敵であるニューヨーク・ヤンキースやタンパベイ・レイズに渡すわけにはいかないという事情も絡んでいる。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro ラッチマン加入後の打線は、暫定監督チャド・トレーシーにとって悩ましいほどの選択肢となる。アンソニー・シーグラー(二塁)、セダンヌ・ラファエラ(中堅)が好調なトップバッターを務め、ラッチマンを3番捕手に据える布陣が有力視される。ラッチマンは好調時の出塁率が抜群で、左右どちらからでも打てるスイッチヒッター。キャリア通算では左投手よりも右投手を打ち込むデータがあり、右打ちの長打力を求めるレッドソックスにとってはまさに天の助けだ。ウィルソン・コントレラス(一塁)とともに中軸を形成し、ウィリー・アブレイユ(右翼)、カレブ・ダービン(三塁)、吉田正尚(指名打者)、アンドルー・モナステリオ(遊撃)、ジャレン・デュラン(左翼)と続く打線は、投手陣の好調も相まって、ア・リーグ屈指の戦力に数えられるだろう。
このトレードの真の価値は、ラッチマンがライバル球団に渡らなかった点にある。ヤンキースとレイズも捕手の補強を切望しており、ラッチマンがボストンに行けば、残された選択肢はツインズのライアン・ジェファーズやレッズのタイラー・スティーブンソン程度に限られる。どちらも有用な選手だが、ラッチマンのような万能選手ではない。
一方、オリオールズは54勝58敗、得失点差マイナス35と苦しいシーズンを送っており、今季のプレーオフ進出は現実的に難しい。ラッチマンは2027年に契約年を迎え、将来の正捕手サミュエル・バサロも控えている。ポストシーズン2回分の権利を残して売却するのは賢明な判断だ。マイク・エリアスGMがどんな見返りを得るのか、そして次に誰が動くのか、注目が集まる。
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