ヤンキース、ガルシアJr.獲得目前!打線の組み替えとトレード評価を考察
ニューヨーク・ヤンキースが、ワシントン・ナショナルズの内野手ルイス・ガルシアJr.の獲得に向けて本格的に動いている。ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン記者によれば、両球団はトレード成立間近の段階にあり、見返りとしてダブルA右腕ジャック・セバート(24歳、防御率4.90)が候補に挙がっているという。
ガルシアJr.は今季、ナショナルズで大ブレイク。OPS.873、wRC+134をマークし、左打者ながらパワーとコンタクト能力を開花させた。レッドソックスやアストロズも興味を示していたが、故障者リストが膨らむヤンキースが現時点で最有力だ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon ここで気になるのが、獲得後の打線の組み替えだ。報道では、ガルシアJr.を1番・グリシャム(中堅)、2番・ライス(DH)、4番・ドミンゲス(右翼)に続く3番・一塁で起用する布陣が予想されている。しかし、ヤンキースには既にベン・ライスとポール・ゴールドシュミットという安定した一塁・DH要員がいる。さらにジャンカルロ・スタントンが怪我から復帰すれば、DHは彼の定位置となる。
このパズルを解く鍵は、ガルシアJr.の守備にある。彼は昨季、二塁手としてメジャーワースト級の評価を受けたが、今季は一塁やDHに移って打撃が爆発。ヤンキースはジャズ・チズムJr.(二塁)、ライアン・マクマホン(三塁)、ホセ・カバレロ(遊撃)の守備範囲を重視しており、ガルシアJr.を一塁かDHに据えたい考えだ。
現時点では、左投手に対してOPS.547と苦戦するガルシアJr.を一塁の左投手用プラトーンとし、右投手にはゴールドシュミットを起用するプランが有力。スタントン復帰後はライスが一塁定着、ガルシアJr.は中堅内野へ再転向の可能性もある。打撃面ではチズムJr.やマクマホンより一段上の価値があると見られている。
スタントン、アーロン・ジャッジ、コディ・ベリンジャーの相次ぐ故障で打線が低迷するヤンキース。今季23本塁打、76打点を記録するガルシアJr.の加入は、右翼の短いフェンスを活かしたプルヒッティングでヤンキースタジアムにマッチする。ただし、左打者に偏りすぎている現状や、右打者の不足というニーズに完全には合致しない点は否めない。
総合評価は「C」。来季以降の契約コントロールが残る点はプラスだが、現状の布陣に無理がある。それでも、ガルシアJr.のバットがチームに与えるインパクトは計り知れない。故障者が戻り、真のラインナップが組まれた時、ヤンキース打線は再びア・リーグ最恐の呼び声を取り戻せるか。
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