ビジャン・ロビンソンがNFL史上最高額RBに!ファルコンズとの3年75億円契約の衝撃
アトランタ・ファルコンズが、スターランニングバックのビジャン・ロビンソンと3年7500万ドル(約112億円)の契約延長に合意した。保証額は5100万ドル(約76億円)で、即座に3750万ドル(約56億円)が支払われる。これによりロビンソンはNFL史上最高額のランニングバックとなった。
ロビンソンは昨シーズン、スクリメージヤードでリーグトップの2298ヤードを記録し、11タッチダウンをマーク。単なるランナーではなく、レシーバーとしても非凡な才能を発揮する万能型だ。ファルコンズは今オフ、ワイドレシーバーのドレイク・ロンドン(4年1億4105万ドル)、タイトエンドのカイル・ピッツ(3年5400万ドル)、ガードのマシュー・バーゲロン(4年9600万ドル)と次々に大型契約を結んでおり、攻撃陣のコアを固めている。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon しかし、ファルコンズにはまだ大きな課題が残る。クォーターバック(QB)問題だ。現時点では、健康面で優位に立つトゥア・タゴバイロアが開幕先発の最有力候補だが、マイケル・ペニックスJr.も控える。ただ、両左腕とも限界が指摘される。ペニックスはミドルパスが不得意で、タゴバイロアはアーム強度に欠け、スキーム依存の傾向が強い。タゴバイロアはマイアミ時代、マイク・マクダニエルHCの下でクイックパスとスペースへのパスで成功を収めたが、ファルコンズの攻撃陣はミドルでの競り合いやフィジカルなプレーを得意とするロンドンやピッツが中心。ロビンソンがスクリメージライン近くで高速ターゲットとなることで、タゴバイロアとのコンビが鍵を握るが、QBの天井の低さがチームの限界を決めてきた歴史がある。
ロビンソンの契約は、ランニングバック市場全体に波及効果をもたらす。特に注目はデトロイト・ライオンズのジャミア・ギブスとインディアナポリス・コルツのジョナサン・テイラーだ。ギブスはロビンソンと同じ24歳で、2023年ドラフト全体12位指名。昨季は1839スクリメージヤード、18タッチダウンを記録し、3年連続でプロボウルに選出されている。ロビンソンと同タイプの万能型であり、エージェントはロビンソン契約を交渉材料に使うだろう。テイラーは3歳年上で、3度目の契約を目指す。昨季はNFLトップの20タッチダウン、1963スクリメージヤード、平均4.9ヤードを記録。キャリアハイに迫る効率を維持しているが、RBの寿命の短さから、年俸2500万ドルには届かないと見られる。
NFC南地区は近年、どのチームにもチャンスがある混戦状態だ。ファルコンズはタレントでは最も充実しているが、QB問題が足を引っ張る。昨季地区王者のパンサーズはブライス・ヤングが先発。バッカニアーズはベイカー・メイフィールドを巡るドラマとWR陣の大量流出。セインツは優秀なHC、有望な守備、そして2年目のQBタイラー・ショーが台頭する可能性を秘める。ファルコンズが真の強豪へと飛躍するには、2027年のドラフトやFAでのQB補強が不可欠だ。ロビンソンの超大型契約は、その決意の表れであり、同時に課題の大きさも浮き彫りにした。
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