ピストンズと決裂寸前?デュレンを巡る3つの大型トレード案
デトロイト・ピストンズと22歳のオールNBAセンター、ジェイレン・デュレンの関係が緊迫している。契約交渉は完全に膠着状態。なんとデュレンがクオリファイング・オファーを受け入れ、来夏アンリミテッドFAになる可能性が噂されている。ポストシーズンでのパフォーマンス低下が、球団側の評価に大きく影響したのは間違いない。
もし両者の認識差が埋まらなければ、サイン&トレードが現実味を帯びてくる。デュレンは長期的安定を、ピストンズは見返りを手に入れるチャンスだ。ここでは、リーグ関係者が注目する3つのトレードパッケージを紹介する。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー 【案1:ヒューストン・ロケッツ】 ロケッツは昨季終盤、チーム内に不満が蔓延。特にセンターポジションでは、アルペレン・シェングンのディフェンス面での緩さがイメ・ユドカHCや周囲を苛立たせていた。ユドカが理想とするのは、デュレンのようなリバウンドに強く、ペイント内で相手をねじ伏せるストッパーだ。デュレンが加われば、エイメン・トンプソンやマーカス・スマートがより積極的にペリメーターでプレッシャーをかけられるようになる。スペーシングの問題はあるが、ロケッツのロスターにはシューターが豊富で、解決は可能だろう。
ピストンズにとっては大きな賭けだが、シェングンはデュレンよりわずか2歳年上で、残り4年・年平均3700万ドルの契約を抱える。割安とは言えないが、追加の1巡目指名権を得られるなら検討の価値はある。何より、プレーオフで消えないセンターを求めるフロントオフィスの希望に合致する。シェングンはエルボーから攻撃を組み立て、ミスマッチを突き、フロア全体にパスを散らせるセカンダリーハブとして機能。ディフェンスは課題だが、オーサー・トンプソンのヘルプでカバーできる。
【案2:ミネソタ・ティンバーウルブズ】 ウルブズはOKCやサンアントニオと並ぶ優勝候補だが、ルディ・ゴベアを12歳若いオールNBAセンターと交換する価値は十分にある。ゴベアのオフェンス価値は近年低下している。デュレンはより良いスクリーンをかけ、ラメロ・ボールにリム近くのパスアウトレットを提供できる。ショットブロッカーとしてはゴベアに劣るが、デュレンのディフェンスは劇的に向上。ジェイデン・マクダニエルズのヘルプディフェンスを活かすアンカーになれる。
ピストンズにとっては、ゴベアとオーサー・トンプソンでディフェンスの要を形成し、リーグトップクラスの守備力を築くチャンス。ゴベアはケイド・カニンガムのピック&ロールで得点機会を得られるし、テレンス・シャノンは待望のウイングスコアラーだ。ドンテ・ディヴィンチェンツォは来季アキレス腱断裂でほぼ全休だが、バード権を得られるのは悪くないビジネス。ゴベアの契約はあと1年(来季3830万ドルのプレイヤーオプション)のため、長期的な柔軟性を損なわない短期投資となる。
【案3:ゴールデンステート・ウォリアーズ】 少し突飛に聞こえるが、金銭的にも各チームの論理にも合致する。ウォリアーズはステフィン・カリーの時代に終わりを迎えつつあるが、フランチャイズレジェンドを無意味に腐らせるのは恥ずべきことだ。デュレンは22歳で、今すぐオールNBA級のインパクトを与え、カリー引退後の基盤にもなる。ジミー・バトラー(ACL断裂から回復中)とマイケル・ポーターJr.を交換すれば、カリーと組む高ボリュームシューターも獲得できる。ポーターは自己最多のシーズンを終えたばかりで、スティーブ・カーシステムにフィットすればさらに飛躍するだろう。
ピストンズは安価な短期センターとしてクリスタプス・ポルジンギスを獲得。健康面は懸念だが、3&Dスキルは依然貴重。カニンガムやエブカ・オコリエとのピック&ポップは強力で、ショットブロックはトンプソンのローミングを新たな次元に引き上げる。モーゼス・ムーディーは堅実なローテーションウイングに成長しており、ピストンズにとって貴重なシュート力となる。ドレイク・パウエルはブルックリンでのルーキーイヤーに目立った活躍はなかったが、アスレチックでハードなディフェンダーだ。
これらのトレードが実現する可能性は高くない。しかし、デュレンとピストンズの関係がさらに悪化すれば、サイン&トレードの舞台が整う。果たしてデトロイトは、22歳のオールNBAセンターを手放す決断を下すのか。今後の動向から目が離せない。
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