サマー移籍市場中間評価!アーセナル7.5点、トッテナム7点、マンUは4点
サッカーファン待望の夏の移籍ウインドウも、残り約4週間。ビッグ6の補強状況を、現時点でランキング形式で評価してみた。
まず最下位はマンチェスター・ユナイテッド、評価は10点満点中4点。獲得したのはタイレマンス、アンドレイ・サントス、カール・ダーロウの3人。一方でホイルンド、カゼミロ、サンチョ、マラシア、そしてオナナ(レンタル)を放出。タイレマンスとサントスは悪くないが、ファンが待望するようなゲームチェンジャー級の中盤の補強にはなっていない。ベン・ジェイコブス記者によれば、エリオット・アンダーソン獲得の噂もあったが、エデルソン獲得はメディカルチェックで破談。さらに左サイドバックや攻撃陣の強化が手薄で、エイジングが進むルーク・ショーの代役も見つからず。ラッシュフォードの去就も未解決と、不安要素が目立つ。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro リバプールは4.5点。サラー、コナテ、ロバートソン、リース・ウィリアムズと主力級を大量に放出したが、補強はジェレミー・ジャケとビクトル・ムニョスの若手2人だけ。ジャケはレンヌで輝いた逸材、ムニョスも将来性十分だが、現状の戦力ダウンは否めない。しかし朗報もある。ファブリツィオ・ロマーノ記者のXポストによれば、リバプールはパリ・サンジェルマンのブラッドリー・バルコラ獲得に動いており、すでにクラブ間交渉を開始。移籍金は1億ユーロ超えのオファーを提示したが、PSGの要求にはまだ及ばない。バルコラ本人はリバプール行きを熱望しており、まだ23歳の欧州トップアタッカーを獲れれば、長期的なエース候補となる。
チェルシーは6点。相変わらず補強は活発で、モーガン・ロジャース、マクサンス・ラクロワ、ジェオバニー・クエンダ、エマニュエル・エメガ、マルコ・パレストラ、ジョーダン・ヘンダーソン、ダニー・ウェルベック、バレンティン・バルコを獲得。一方でククレジャ、アンドレイ・サントス、タイリーク・ジョージ、ガルナチョ(レンタル)を放出。ロジャースとラクロワは素晴らしい補強だが、バルコやクエンダのような若手と、ヘンダーソンやウェルベックのようなベテランが混在する構成はややちぐはぐ。さらにリアム・デラップ、ニコラス・ジャクソン、ジェイミー・ギッテンス、ロメオ・ラヴィアらは余剰戦力になりつつあり、スカッドのスリム化が急務だ。
マンチェスター・シティは6.5点。エリオット・アンダーソンをノッティンガム・フォレストから大型移籍で獲得。イングランド代表MFは現在世界最高クラスの選手で、ロドリの後釜として期待される。しかし、ベルナルド・シルバ、ジョン・ストーンズ、アカンジ、アケ、ニパン(レンタル)と実力者を大量放出。ロドリ本人もレアル・マドリードやバルセロナと交渉中とロマーノ記者が報じており、もしロドリまで去れば中盤の再構築はさらに困難に。1月にアントワーヌ・セメンヨやマルク・グエイに大金を投じたとはいえ、現状の補強だけでは流出に見合っていない印象だ。
トッテナムは7点。サンドロ・トナーリ、マテウス・フェルナンデス、ヤン・ポール・ファン・ヘッケ、アンドリュー・ロバートソン、マルティン・ドゥブラフカ、マルコス・セネシを獲得。トナーリとフェルナンデスは中盤を即戦力でアップグレードする大型補強で、他クラブとの争奪戦を制した。ロバートソンとドゥブラフカはフリー移籍ながら、ロベルト・デ・ゼルビ監督のスカッドに貴重な層の厚さをもたらす。ファン・ヘッケも守備陣の補強として計算高い。
そしてトップはアーセナル、7.5点。クリストス・ツォリス、ピエロ・インカピエ(レンタルから完全移籍)、イラン・メリエを獲得。ツォリスはトロサールの後釜として格安移籍と評価が高く、インカピエの買い取りも完了。メリエはフリーで加入し、GKの層を厚くした。そして最大の目玉はブルーノ・ギマランイスの獲得が間近という点。プレミアリーグ屈指のMFが、デクラン・ライス、マルティン・スビメンディ、マイルズ・ルイス=スケリーという強力な中盤に加わる。放出したトロサール、ノアゴー、キビオア、カール・ハインは大きな痛手にはならない。ただし、攻撃陣に真のビッグネームを加えるための資金作りはまだ必要で、さらなる動きに注目だ。
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