サマースラム初日:オバ・フェミがブロック・レスナーを撃破!ランディ・オートンが電撃復帰
WWEサマースラム2026の幕開けを飾ったナイト1。会場を最も熱狂させたのは、オバ・フェミのヘル・イン・ア・セルでの勝利だ。
ブロック・レスナーとの死闘を制したフェミは、試合後、レスナー自身からマイクで「ネクスト・ビッグ・シング」と称賛されるという、まさに世代交代の瞬間を創り上げた。解説のマイケル・コールが熱を込めて「ネクスト・ビッグ・シング」と叫ぶその声は、2002年のレスナーを彷彿とさせた。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 試合内容は、確かに「ヘル・イン・ア・セル」の過激さをフルに活かしたとは言い難かった。テーブル1台、椅子数脚の使用に留まり、フィニッシュ合戦の様相を呈した。だが、レスナーがマットのパッドを剥がし、剥き出しの板の上にフェミをトゥームストーン・パイルドライバーで叩きつけるという衝撃の場面は、アンダーテイカーとの伝説の一戦を思い起こさせた。フェミがそれをキックアウトした瞬間、彼が「ビースト・インカーネイト」を超える存在であることが証明された。
フェミは「フォール・フロム・グレイス」で試合を決めたが、あの剥き出しの板の上で決めていれば、さらに完璧だった。それでも、レスナーが敗者としてフェミを称える姿は、WWEの新たな時代の幕開けを感じさせるには十分だった。
一方、コーディ・ローデス対CMパンクのWWE統一王座戦は、意外な展開を見せた。試合中盤、突如としてランディ・オートンが復活。パンクの王座防衛を援護するかと思われたが、オートンはローデスにRKOを炸裂させた。
この結末は、ローデスとオートンの確執が再燃することを示している。レッスルマニア42で実現した両者の夢の対決は、パット・マカフィーの介入で台無しになったが、今度こそ純粋な因縁の決着戦となる。ローデスは王座を失い、オートンは6年近くメジャータイトルから遠ざかっている。師弟の物語は、血と怨念に塗れた新章を迎える。
女子世界王者リブ・モーガンは、106日ぶりの防衛戦でイヨ・スカイと対戦。試合自体は白熱した好勝負だったが、ジャッジメント・デイのメンバーによるお決まりの乱入と、短い試合時間に不満の声が上がった。モーガンはオブリビオンで勝利したものの、王者としての説得力に欠ける防衛戦となった。
注目のニック・アルディスは、GUNTHERとのシングルマッチでWWEデビュー。TNAやNWAでの世界王座経験を活かしたテクニカルな攻防で、観客を魅了した。キングス・リン・クローバーリーフでGUNTHERからギブアップを奪うかと思われる場面もあり、ゼネラルマネージャーとしての立場を超えた実力を見せつけた。
ナイト1は、オバ・フェミの完全なる主役宣言と、オートン復帰による新たな抗争の火種で幕を閉じた。果たして、この夏のWWEはどこへ向かうのか。サマースラムはまだ終わらない。
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